サイバーウォー・クレムリン
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復活に向けて動き出したロシア「宇宙大国化」
ドローンと同様、宇宙は現代の戦争を考える上で不可欠のドメイン(領域)となりつつある。核弾頭の技術開発を加速させるための弾道ミサイルから出発したロケット技術は、そのまま人工衛星を打ち上げるロケットとなり、冷戦下の米ソは偵察衛星から通信衛星、弾道ミサイル警戒衛星、航法衛星など様々な軍事衛星を競って打ち上げた。冷戦期に打ち上げられた人工衛星の約8割は軍事用途を帯びていた、とも言われる。
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