米石油メジャー「エクソン」「シェブロン」が頑なに隠し続ける「納税額」

執筆者:岩瀬昇 2018年6月8日
米メジャーの「秘密」を暴露したFT記事

 

 トニー・ブレア英首相(当時)が2002年に提唱して始まった「採取産業透明性イニシアティブ(Extractive Industries Transparency Initiative=EITI)」という国際的な取り組みがある。

 石油・ガス・鉱物資源などの開発業者、いわゆる採取産業から資源産出国政府への資金の流れを透明化し、腐敗や紛争を予防することにより、成長と貧困撲滅に寄与する責任ある資源開発を行おうという国際的な枠組みである。

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執筆者プロフィール
岩瀬昇 1948年、埼玉県生まれ。エネルギーアナリスト。浦和高校、東京大学法学部卒業。71年三井物産入社、2002年三井石油開発に出向、10年常務執行役員、12年顧問。三井物産入社以来、香港、台北、2度のロンドン、ニューヨーク、テヘラン、バンコクの延べ21年間にわたる海外勤務を含め、一貫してエネルギー関連業務に従事。14年6月に三井石油開発退職後は、新興国・エネルギー関連の勉強会「金曜懇話会」代表世話人として、後進の育成、講演・執筆活動を続けている。著書に『石油の「埋蔵量」は誰が決めるのか?  エネルギー情報学入門』(文春新書) 、『日本軍はなぜ満洲大油田を発見できなかったのか』 (同)、『原油暴落の謎を解く』(同)、最新刊に『超エネルギー地政学 アメリカ・ロシア・中東編』(エネルギーフォーラム)がある。
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