風の向こう側 (30)

「全米オープン」連覇「全米プロ」制覇偉業の秘密は「馬のカイロ」!

執筆者:舩越園子 2018年8月29日
タグ: 日本
エリア: 北米
「馬」でつかんだ?「全米オープン」連覇(筆者撮影、以下同)

 

 今年6月の「全米オープン」を制覇し、昨年大会に続く連覇を達成。その上、2カ月後の8月に「全米プロゴルフ選手権」でも勝利を挙げて、同一年に全米オープンと全米プロを制する史上5人目の快挙も達成。今季のメジャー4大会のうち2大会を制したブルックス・ケプカ(米国)の堂々たる勝ちっぷりは実に印象的だった。

 そんなケプカを眺めつつ、人々がみな不思議に思っているのは、ケプカの故障からのあまりにも見事な回復ぶりだ。

フォーサイト最新記事のお知らせを受け取れます。
執筆者プロフィール
舩越園子(ふなこしそのこ) ゴルフジャーナリスト、2019年4月より武蔵丘短期大学客員教授。1993年に渡米し、米ツアー選手や関係者たちと直に接しながらの取材を重ねてきた唯一の日本人ゴルフジャーナリスト。長年の取材実績と独特の表現力で、ユニークなアングルから米国ゴルフの本質を語る。ツアー選手たちからの信頼も厚く、人間模様や心情から選手像を浮かび上がらせる人物の取材、独特の表現方法に定評がある。『 がんと命とセックスと医者』(幻冬舎ルネッサンス)、『タイガー・ウッズの不可能を可能にする「5ステップ・ドリル.』(講談社)、『転身!―デパガからゴルフジャーナリストへ』(文芸社)、『ペイン!―20世紀最後のプロゴルファー』(ゴルフダイジェスト社)、『ザ・タイガーマジック』(同)、『ザ タイガー・ウッズ ウェイ』(同)など著書多数。最新刊に『TIGER WORDS タイガー・ウッズ 復活の言霊』(徳間書店)がある。
  • 24時間
  • 1週間
  • f
back to top