想定可能な「高潮」対策を怠った関空「機能不全」の責任

執筆者:杜耕次 2018年10月2日
カテゴリ: 社会 経済・ビジネス
エリア: 日本
会見に臨んだ関西エアポートの山谷社長(手前)とムノント副社長 (C) 時事

 

 9月4日、台風21号による高潮と強風でマヒ状態に陥った「関西国際空港」(関空、大阪府泉佐野市)。奇しくもこの日は開港から丸24年のメモリアル・デーだった。昨今のインバウンド(訪日外国人客)急増を背景に、成田に次ぐ「日本の第2の玄関口」として意気揚がる関空だが、振り返れば、世界初の本格的な海上埋め立て空港として開港した当初は、軟弱な海底地層による地盤沈下や高額の着陸料による就航便の低迷が続いたことから、「欠陥空港」と呼ばれていた。

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