米「中間選挙」後の習近平政権「3つの基本大方針」(上)

1978年から40周年を迎えた深圳市。改革開放の父、鄧小平を称える肖像画の前で記念写真をとる中国人(筆者撮影)
中国の習近平政権は発足後、「中国の夢(中華民族の復興の夢)」というスローガンを掲げ、今世紀半ばには米国を凌ぐ一流強国を目指す政策を国内外に宣言したが、それが覇権国・米国の強い危機感を生み、先端技術導入に障害が生じている。
一方で、毛沢東時代を彷彿とさせる習近平国家主席自身の権威化と国内の締め付け路線に、「時代が後退している」との批判を浴びている。こうした批判は、党中央を取り巻く周辺の権力層からも少なくない。

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