
実権はなく象徴的存在の大統領とは言え、ロシアとの関係は悩ましい(C)AFP=時事
2018年11月28日(水)、3600を超える投票所でジョージア国第5代大統領を決める決選投票が行われた。
午前8時から午後8時までの12時間、350万を超える有権者(第1回投票より約1万人増加、約1万5000人は海外で投票)が、決選投票に進んだ2人の候補のどちらかに投票することとなった。
1300名を超える海外からの選挙監視員と5万人近い現地のオブザーバーも、投票を見守った。駐アフガニスタンのジョージア兵が一足先に投票を終えたことが報じられたが、この点もジョージアの国際政治における立ち位置とその歴史を映して興味深い点である。

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