米政府「内部文書」から読み解く「ファーウェイ」逮捕劇の「深層」

iPhoneを追い抜いたファーウェイのスマホショップ (C) AFP=時事
 

 カナダ司法省が、中国の通信機器大手「華為技術(ファーウェイ)」の創業者である任正非CEO(最高経営責任者)の実娘で、CFO(最高財務責任者)兼副会長の孟晩舟を逮捕したニュースは、世界を震撼させた。

 ファーウェイと言えば、2017年に世界で6036億元(約10兆円)の売上高を記録した大手企業で、スマートフォンの売り上げでは今年の第2四半期に「アップル社」を超えて世界第2位に躍進し、1位の「サムスン電子」に迫る形となっていた。またインターネットなどの通信インフラとなる通信基地局のシェアでは、世界1位だ。日本では中国企業として初めて、2011年に日本経済団体連合会(経団連)に加盟している。

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執筆者プロフィール
山田敏弘 ジャーナリスト、ノンフィクション作家、翻訳家。講談社、ロイター通信社、ニューズウィーク日本版などを経て、米マサチューセッツ工科大学(MIT)のフルブライト研究員として国際情勢やサイバー安全保障の研究・取材活動に従事。帰国後の2016年からフリーとして、国際情勢全般、サイバー安全保障、テロリズム、米政治・外交・カルチャーなどについて取材し、連載など多数。テレビやラジオでも解説を行う。訳書に『黒いワールドカップ』(講談社)など、著書に『モンスター 暗躍する次のアルカイダ』(中央公論新社)、『ハリウッド検視ファイル トーマス野口の遺言』(新潮社)、『ゼロデイ 米中露サイバー戦争が世界を破壊する』(文芸春秋)など多数ある。
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