金正恩「ソウル訪問」第2回「米朝首脳会談」ありや否や(5・了)

執筆者:平井久志 2018年12月18日
金正恩党委員長(左)とトランプ大統領(右)の2回目の会談はあるのか、非核化は進むのか (C)EPA=時事

 

米国は毎年12月に、国連安全保障理事会で北朝鮮による人権侵害に関する会合を持ってきたが、今年は開催を見送った。2014年以来、毎年行ってきた会合で、開催には国連安保理構成15カ国中9カ国の賛成が必要だが、今回は8カ国しか賛成が確保できず、年内の開催は見送ったという。常任理事国5カ国のうち中国とロシアは毎年、開催に反対している。今年は非常任理事国ではボリビア、カザフスタンが反対し、アフリカの3カ国が反対もしくは棄権、米国は開催に必要な9票を確保できなかったのである。

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執筆者プロフィール
平井久志 ジャーナリスト。1952年香川県生れ。75年早稲田大学法学部卒業、共同通信社に入社。外信部、ソウル支局長、北京特派員、編集委員兼論説委員などを経て2012年3月に定年退社。現在、共同通信客員論説委員。2002年、瀋陽事件報道で新聞協会賞受賞。同年、瀋陽事件や北朝鮮経済改革などの朝鮮問題報道でボーン・上田賞受賞。 著書に『ソウル打令―反日と嫌韓の谷間で―』『日韓子育て戦争―「虹」と「星」が架ける橋―』(共に徳間書店)、『コリア打令―あまりにダイナミックな韓国人の現住所―』(ビジネス社)、『なぜ北朝鮮は孤立するのか 金正日 破局へ向かう「先軍体制」』(新潮選書)『北朝鮮の指導体制と後継 金正日から金正恩へ』(岩波現代文庫)など。
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