「日露交渉」も吹き飛ぶ悪夢「中露同盟」の現実味

執筆者:名越健郎 2019年1月15日
カテゴリ: 国際 政治
中露両国の本格的な同盟は、日本にとって悪夢(昨年11月、G20首脳会議にて。左=習近平国家主席、右=プーチン大統領)(C)AFP=時事

 

 国際政治で今年の要注意事項は、中国とロシアが「同盟」に突き進むかもしれないことだ。昨年12月に来日したロシアの学者は「2019年に中露が同盟関係を結ぶ可能性がある。クレムリンで検討されているようだ」と話していた。米国から敵視され、厳しい経済制裁を受ける中露は経済、軍事面で連携を一段と強化しており、ロシアのメディアにも同盟論が登場する。仮に中露が同盟を結ぶなら、安倍晋三首相の日露平和条約交渉も吹き飛ぶだろう。

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執筆者プロフィール
名越健郎 1953年岡山県生れ。東京外国語大学ロシア語科卒業。時事通信社に入社、外信部、バンコク支局、モスクワ支局、ワシントン支局、外信部長を歴任。2011年、同社退社。現在、拓殖大学海外事情研究所教授。国際教養大学東アジア調査研究センター特任教授。著書に『クレムリン秘密文書は語る―闇の日ソ関係史』(中公新書)、『独裁者たちへ!!―ひと口レジスタンス459』(講談社)、『ジョークで読む国際政治』(新潮新書)、『独裁者プーチン』(文春新書)など。
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