飯舘村「オオカミ信仰」の里で始まった「人と人の交流」の地域再生(下)

執筆者:寺島英弥 2019年3月11日
エリア: 日本
田尾陽一さんが佐須に建てた家(筆者撮影、以下同)

 

 東京電力福島第1原子力発電所事故から、今日、3月11日で、丸8年となる。

 東京からの支援者として福島県飯舘村佐須の人々に出合い、この日を、住民の1人として迎えた人がいる。

 明日の見えぬ避難生活の中で「帰還、帰農」を決意した農家の訴えに共鳴し、仲間となって8年間、放射線禍の克服に挑んできた。「核」の世界との数奇な運命を背負う科学の人と、開拓者精神を受け継ぐ農家との協働の絆が今、オオカミ信仰の山里再生に新しい可能性を開こうとしている――。

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執筆者プロフィール
寺島英弥 ローカルジャーナリスト、尚絅学院大客員教授。1957年福島県相馬市生れ。早稲田大学法学部卒。『河北新報』で「こころの伏流水 北の祈り」(新聞協会賞)、「オリザの環」(同)などの連載に携わり、東日本大震災、福島第1原発事故を取材。フルブライト奨学生として米デューク大に留学。主著に『シビック・ジャーナリズムの挑戦 コミュニティとつながる米国の地方紙』(日本評論社)、『海よ里よ、いつの日に還る』(明石書店)『東日本大震災 何も終わらない福島の5年 飯舘・南相馬から』『福島第1原発事故7年 避難指示解除後を生きる』(同)。3.11以降、被災地で「人間」の記録を綴ったブログ「余震の中で新聞を作る」を書き続けた。ホームページ「人と人をつなぐラボ」http://terashimahideya.com/
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池内恵の中東通信

池内恵(いけうちさとし 東京大学教授)が、中東情勢とイスラーム教やその思想について日々少しずつ解説します。

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