
拍手はするものの、仏頂面 (C)EPA=時事
3月15日に閉幕した中国の全国人民代表大会(全人代=国会に相当とされるが党の決定の追認大会と言われる)において、個人的に興味を惹かれたのは、エコノミストが議論する経済政策うんぬんというより、習近平国家主席の終始憮然とした不機嫌そうな顔だった。
李克強首相が緊張からなのか見ている側があきれるくらい、まるでマラソンを終えた選手のような汗を流し、政治報告を読み終えて席に着いても、習主席は、握手すらしなかった。これでは李首相のメンツもない。

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