北朝鮮「ミサイル発射」挑発の真意(1)

執筆者:平井久志 2019年5月22日
エリア: 朝鮮半島
5月4日からわずか5日後の9日、「火力打撃訓練を指導」した金正恩党委員長[KCNA](C)EPA=時事

 

 北朝鮮の金正恩(キム・ジョンウン)朝鮮労働党委員長は、4月17日に「新型戦術誘導兵器」の試射を参観、指導した。5月4日には、北朝鮮東部の虎島半島付近で大口径長距離ロケット砲や戦術誘導兵器を使った火力打撃訓練を指導。続けて5月9日には、平安北道亀城で複数の長距離打撃手段による火力打撃訓練を指導した。これらの訓練では短距離ミサイルの発射が行われたとみられ、北朝鮮は国連安全保障理事会の制裁決議に違反する行動に出た。

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執筆者プロフィール
平井久志 ジャーナリスト。1952年香川県生れ。75年早稲田大学法学部卒業、共同通信社に入社。外信部、ソウル支局長、北京特派員、編集委員兼論説委員などを経て2012年3月に定年退社。現在、共同通信客員論説委員。2002年、瀋陽事件報道で新聞協会賞受賞。同年、瀋陽事件や北朝鮮経済改革などの朝鮮問題報道でボーン・上田賞受賞。 著書に『ソウル打令―反日と嫌韓の谷間で―』『日韓子育て戦争―「虹」と「星」が架ける橋―』(共に徳間書店)、『コリア打令―あまりにダイナミックな韓国人の現住所―』(ビジネス社)、『なぜ北朝鮮は孤立するのか 金正日 破局へ向かう「先軍体制」』(新潮選書)『北朝鮮の指導体制と後継 金正日から金正恩へ』(岩波現代文庫)など。
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