北朝鮮「ミサイル発射」挑発の真意(4・了)

執筆者:平井久志 2019年5月25日
平壌の「科学技術の殿堂」の中心ホールに展示されている人工衛星運搬ロケット「銀河3」の模型。これが再び打ち上げられるのは最悪のシナリオだ (C)時事

 

 安倍晋三首相は2017年9月の国連総会で、演説の大半を北朝鮮問題に割いた。安倍首相は「北朝鮮は、核、ミサイルの開発を、諦めるつもりなど、まるで、持ち合わせていなかったということであります」と非難し、「対話による問題解決の試みは、一再ならず、無に帰した。何の成算あって、我々は3度、同じ過ちを繰り返そうというのでしょう」「必要なのは、対話ではない。圧力なのです」と訴えた。

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執筆者プロフィール
平井久志 ジャーナリスト。1952年香川県生れ。75年早稲田大学法学部卒業、共同通信社に入社。外信部、ソウル支局長、北京特派員、編集委員兼論説委員などを経て2012年3月に定年退社。現在、共同通信客員論説委員。2002年、瀋陽事件報道で新聞協会賞受賞。同年、瀋陽事件や北朝鮮経済改革などの朝鮮問題報道でボーン・上田賞受賞。 著書に『ソウル打令―反日と嫌韓の谷間で―』『日韓子育て戦争―「虹」と「星」が架ける橋―』(共に徳間書店)、『コリア打令―あまりにダイナミックな韓国人の現住所―』(ビジネス社)、『なぜ北朝鮮は孤立するのか 金正日 破局へ向かう「先軍体制」』(新潮選書)『北朝鮮の指導体制と後継 金正日から金正恩へ』(岩波現代文庫)など。
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