【魂となり逢える日まで】シリーズ「東日本大震災」遺族の終わらぬ旅(1)

執筆者:寺島英弥 2019年5月25日
タグ: 韓国 日本
エリア: アジア
西光寺隣に痛々しい姿で残る門脇小校舎=2011年12月25日(筆者提供)

 

 東日本大震災から8年が過ぎ、時は平成から令和へと移った。

 被災地をめぐって流れる時間がもたらしたものを、風化といい、過去といい、再生といい、復興という。そして、それらの言葉からも傷つけられ、喪失の痛みに絶えず死を思い、終わらぬ悲しみの渕に黙然と生きてきた人々がいる。

 あの日、我が子らを津波で失った遺族。

 震災の取材で出会い、縁を重ねた親たちを再訪した。聴いたのは「また会える」という言葉だ。

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執筆者プロフィール
寺島英弥 ローカルジャーナリスト、尚絅学院大客員教授。1957年福島県相馬市生れ。早稲田大学法学部卒。『河北新報』で「こころの伏流水 北の祈り」(新聞協会賞)、「オリザの環」(同)などの連載に携わり、東日本大震災、福島第1原発事故を取材。フルブライト奨学生として米デューク大に留学。主著に『シビック・ジャーナリズムの挑戦 コミュニティとつながる米国の地方紙』(日本評論社)、『海よ里よ、いつの日に還る』(明石書店)『東日本大震災 何も終わらない福島の5年 飯舘・南相馬から』『福島第1原発事故7年 避難指示解除後を生きる』(同)。3.11以降、被災地で「人間」の記録を綴ったブログ「余震の中で新聞を作る」を書き続けた。ホームページ「人と人をつなぐラボ」http://terashimahideya.com/
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