岩瀬昇のエネルギー通信
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「OPECは死んでしまう」というイラン石油相「懸念」の意味
OPEC(石油輸出国機構)加盟国に、ロシアなど非加盟10カ国を加えた「OPECプラス」は予想どおり、7月以降も「協調減産」を延長することに7月2日、合意した。市場の予想と違ったのは、延長期間が6カ月間ではなく9カ月間だったことだ。「OPECプラス」は、季節要因もあり、毎年第1四半期(1月~3月)に需要量が減少することから、予防的な対応策を取ったのだろう。
メディアの報道も、ほぼこれに焦点を当てている。
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