「15歳少女」が探求した「プラスチック問題」の突破口

執筆者:内野加奈子 2019年8月6日
タグ: 国連 中国 日本
再利用のために回収はされても、実はほとんどリサイクルされていない(「ロレックス賞」ウェブサイトより。以下同)©Rolex/Bart Michiels

 

 2009年、カナダ・バンクーバー。15歳のミランダ・ワンは、社会科見学で訪れたゴミ処理施設で知ったプラスチックごみの現状に衝撃を受けた。

 彼女が目にしたのは、再利用のために回収されたプラスチックのほとんどが、実際にはリサイクルされることなく焼却もしくは埋め立てられている、という現実だった。ワンが愕然としたその現実は、世界中のゴミ処理施設で起こっているプラスチック・リサイクルの実情だ。

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執筆者プロフィール
内野加奈子 「海の学校」主宰。慶応大学SFC卒業後、ハワイ大学で海洋学を学び、日米の教育機関と連携し、自然をベースにした学びの場づくりに携わる。海図やコンパスを使うことなく自然を読み航海する伝統航海カヌー「ホクレア」の日本人初クルーとして、歴史的航海となったハワイ―日本航海をはじめ、数多くの航海に参加。NPO法人「土佐山アカデミー」理事。著書に『ホクレア ―星が教えてくれる道~ハワイの伝統航海カヌー日本への軌跡』(小学館)、『星と海と旅するカヌー』(海の絵本シリーズ1)、『サンゴの海のひみつ』(同2)、『雨つぶくんの大冒険』(同3、以上きみどり工房)などがある。
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