【短期集中連載】日韓「亀裂」の行方(4)全面対立を招いた「ホワイト国」除外
韓国の憲法裁判所は2011年8月30日、慰安婦問題で韓国政府が日本と外交交渉を行わないのは「被害者の基本的人権を侵害し、憲法違反になる」との決定を出した。これを受けて李明博(イ・ミョンバク)政権は、民主党の野田佳彦政権の間で慰安婦問題の協議を行った。だが、結局は合意に達せず、李明博大統領は2012年8月に現職の大統領として初めて竹島(韓国名・独島)を訪れ、日韓関係は急速に悪化した。
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