インテリジェンス・ナウ
米中「インテリジェンス対決」秋の陣へ:香港デモ・貿易戦争で中国が強硬策

直言居士のダン・コーツ氏(写真)が国家情報長官を辞任し、米中インテリジェンス対決は米国に不利に (C)WPA=時事
「逃亡犯条例改正案撤回」から広範な民主化へと要求を拡大させる香港のデモと集会、中国が強力に抵抗し前進の兆しが見えない米中貿易戦争。その舞台裏で、米中双方の出方を探るインテリジェンスの争いが激化している。
ドナルド・トランプ米大統領の最優先課題は専ら来年の大統領選挙での勝利。これに対して中国は、香港でも米中関係でも、心理戦略も取り混ぜ、強硬策で押し通す構えを見せている。

「フォーサイト」は、月額800円のコンテンツ配信サイトです。簡単なお手続きで、サイト内のすべての記事を読むことができます。
フォーサイト会員の方はここからログイン