風の向こう側 (57)

育てる「女王」育てられた「チャンプ」が紡ぐ「支援の輪」

執筆者:舩越園子 2019年10月23日
タグ: アメリカ
今年4月、「マスターズ」開幕直前、史上初めて「オーガスタ」で開催された「オーガスタ・ナショナル女子アマチュア」セレモニーに勢ぞろいした女子レジェンドら。左からオチョア、ソレンスタム、1人おいて朴セリ、ロペス。それぞれ「育てる」ことに取り組んでいる(C)AFP=時事
 

 1カ月ほど前、この欄で『永遠の「女王」アニカ・ソレンスタム「真の偉業」』(2019年9月24日)と題した記事を書いた。世界の女子ゴルフ界を席巻し、メジャー10勝を挙げたスウェーデン出身のソレンスタム(48)が、現役引退後、米国で子どもたちや女子大生ゴルファー育成のために多大なる貢献をしているという話を紹介したばかりだ。

カテゴリ: スポーツ
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執筆者プロフィール
舩越園子(ふなこしそのこ) ゴルフジャーナリスト、2019年4月より武蔵丘短期大学客員教授。1993年に渡米し、米ツアー選手や関係者たちと直に接しながらの取材を重ねてきた唯一の日本人ゴルフジャーナリスト。長年の取材実績と独特の表現力で、ユニークなアングルから米国ゴルフの本質を語る。ツアー選手たちからの信頼も厚く、人間模様や心情から選手像を浮かび上がらせる人物の取材、独特の表現方法に定評がある。『 がんと命とセックスと医者』(幻冬舎ルネッサンス)、『タイガー・ウッズの不可能を可能にする「5ステップ・ドリル.』(講談社)、『転身!―デパガからゴルフジャーナリストへ』(文芸社)、『ペイン!―20世紀最後のプロゴルファー』(ゴルフダイジェスト社)、『ザ・タイガーマジック』(同)、『ザ タイガー・ウッズ ウェイ』(同)など著書多数。最新刊に『TIGER WORDS タイガー・ウッズ 復活の言霊』(徳間書店)がある。
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