説明会でも謎だらけ「サウジアラムコ」IPOに投資家は食いつくのか

執筆者:岩瀬昇 2019年11月14日
「砂漠のダボス会議」では笑顔を振りまいていたが……(C)時事
 

 エネルギー業界では最大の関心事となっているサウジアラビア(以下、サウジ)の国営石油会社「サウジアラムコ」(以下、アラムコ)のIPOに関し、世界中の潜在投資家に対する説明会が始まっている。

 11月11日(月)には東京でも開催されたようだが、筆者が見るところ、日本のメディアによる報道はない。

 だが、重要なポイントである「売り出し価格=企業価値」や「売り出し株数=比率」についての説明は一切なかったようだ。

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執筆者プロフィール
岩瀬昇 1948年、埼玉県生まれ。エネルギーアナリスト。浦和高校、東京大学法学部卒業。71年三井物産入社、2002年三井石油開発に出向、10年常務執行役員、12年顧問。三井物産入社以来、香港、台北、2度のロンドン、ニューヨーク、テヘラン、バンコクの延べ21年間にわたる海外勤務を含め、一貫してエネルギー関連業務に従事。14年6月に三井石油開発退職後は、新興国・エネルギー関連の勉強会「金曜懇話会」代表世話人として、後進の育成、講演・執筆活動を続けている。著書に『石油の「埋蔵量」は誰が決めるのか?  エネルギー情報学入門』(文春新書) 、『日本軍はなぜ満洲大油田を発見できなかったのか』 (同)、『原油暴落の謎を解く』(同)、最新刊に『超エネルギー地政学 アメリカ・ロシア・中東編』(エネルギーフォーラム)がある。
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