国民の半数が先住民と自認するボリビアで14年前、共和国として独立(1825年)して以来初の先住民出身大統領となったエボ・モラレス大統領。反グローバル化を貫いた、このアイマラ系の大統領が、4期目に向けた選挙での不正疑惑をめぐる抗議行動と混乱を前に、11月10日に辞任。メキシコ政府の差し向けた軍用機で亡命した。
ガルシア・リネラ副大統領もともに出国しており、歴代最長在任記録を誇ったモラレス政権は崩壊した。
この続きは会員登録をすると読むことができます。
「フォーサイト」は、月額800円のコンテンツ配信サイトです。簡単なお手続きで、サイト内のすべての記事を読むことができます。
フォーサイト会員の方はここからログイン