
ジョン氏とフェザンツ・ティアーズ
ジョージアではいま、高位聖職者の罷免騒動や憲法修正案の否決と大規模デモの発生など、大きな事件が相次いでいる。また、紛争地域の南オセチアでも著名な医師が分離派政府に拘束されるなどしており、情勢悪化の懸念も一部見られる。来年には総選挙も控えているだけに、今後の動向は要注意である。
一方で日本では、ラグビーや世界無形文化遺産に登録されたクヴェヴリワインなどを通じて、ジョージアの豊かな伝統と人間性溢れる文化への理解が広まりつつある。筆者の周りでも、現地を訪れてその魅力に直接触れた人びとが着実に増えている。

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