風の向こう側 (59)

史上4人目アマ優勝「金谷拓実」秘密は「不動心」と「コーチ」

執筆者:舩越園子 2019年11月28日
タグ: 日本
エリア: 北米 アジア
今年5月、スター、レジェンドらと同舞台で闘い、半年後に「史上4人目」の快挙を(C)時事

 

「三井住友VISA太平洋マスターズ」(11月14~17日)を制し、日本の男子ツアー史上4人目のアマチュア優勝を果たした金谷拓実(21)への注目と期待が高まっている。

 ジュニア時代から数々のタイトルを獲得し、ゴルフの強豪として知られる東北福祉大学へ進学。そして2018年に「アジアパシフィックアマチュアゴルフ選手権」を制し、優勝資格によって今年の「マスターズ」(58位タイ)と「全英オープン」(予選落ち)に初出場した金谷の歩みは、まさに大学の先輩・松山英樹(27)とそっくりの道を辿っている。

カテゴリ: スポーツ
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執筆者プロフィール
舩越園子(ふなこしそのこ) ゴルフジャーナリスト、2019年4月より武蔵丘短期大学客員教授。1993年に渡米し、米ツアー選手や関係者たちと直に接しながらの取材を重ねてきた唯一の日本人ゴルフジャーナリスト。長年の取材実績と独特の表現力で、ユニークなアングルから米国ゴルフの本質を語る。ツアー選手たちからの信頼も厚く、人間模様や心情から選手像を浮かび上がらせる人物の取材、独特の表現方法に定評がある。『 がんと命とセックスと医者』(幻冬舎ルネッサンス)、『タイガー・ウッズの不可能を可能にする「5ステップ・ドリル.』(講談社)、『転身!―デパガからゴルフジャーナリストへ』(文芸社)、『ペイン!―20世紀最後のプロゴルファー』(ゴルフダイジェスト社)、『ザ・タイガーマジック』(同)、『ザ タイガー・ウッズ ウェイ』(同)など著書多数。最新刊に『TIGER WORDS タイガー・ウッズ 復活の言霊』(徳間書店)がある。
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