「ポンペオ国務長官」上院議員選挙不出馬で共和党の「憂鬱」

執筆者:足立正彦 2020年1月22日
エリア: 北米
最も忠実と言われるが(C)AFP=時事
 

【ワシントン発】 今年11月3日に大統領選挙と同時に投票が行われる連邦上院議員選挙で、出馬するのか否かが注目され続けてきたトランプ政権の主要閣僚がいる。

 それは、ドナルド・トランプ大統領の信任が最も厚い1人であるマイク・ポンペオ国務長官である(2019年1月28日『ポンペオ国務長官「上院議員選出馬検討」で懸念されるトランプ大統領の「独善性」』)。

 ポンペオ氏はカンザス州選出連邦上院議員選挙に出馬するか否かが非常に注目されていたが、その去就が関係者らにより、ようやく今月明らかになった。

カテゴリ: 政治
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執筆者プロフィール
足立正彦(あだちまさひこ) 住友商事グローバルリサーチ株式会社シニアアナリスト。1965年生まれ。90年、慶應義塾大学法学部卒業後、ハイテク・メーカーで日米経済摩擦案件にかかわる。2000年7月から4年間、米ワシントンDCで米国政治、日米通商問題、米議会動向、日米関係全般を調査・分析。06年4月より、住友商事グローバルリサーチにて、シニアアナリストとして米国大統領選挙、米国内政、日米通商関係、米国の対中東政策などを担当し、17年10月から米州住友商事ワシントン事務所に勤務、20年4月に帰国して現職。
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