つい先日まで英国で大騒ぎをしていた欧州連合(EU)離脱問題は、昨年暮れの総選挙が終わると一気に関心が冷え込んだ。もう1月31日の期日に粛々と離脱するしかなく、人々は議論に飽きてしまったようだ。
年が明け、これに代わってトップニュースを占めたのは、ヘンリー王子(35)とメーガン妃(38)の英王室離脱問題である。EU離脱のブレグジットにならって「メグジット」という言葉も生まれ、「ブレグジット同様に移行期間に突入か」「いや、合意なき離脱だ」などと、英国民の会話を賑わせた。
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