ジョージア・ワイン・ルネッサンス(4)「ワインの母・チャチャ」と「聖なるマラ二」

執筆者:前田弘毅
2020年2月11日
カテゴリ: カルチャー
エリア: ヨーロッパ
発酵が進んでいるクヴェヴリワイン(筆者提供、以下同)

 

 牛丼の「松屋」が1月14日から提供しているジョージア料理の「シュクメルリ鍋定食」が話題だ。筆者はアメリカ在外研究中でまだ体験していないが、これはジョージアのラチャ地方にまつわる料理である。

 エスニック料理のオペレーションを可能にする日本の外食チェーンの凄さを感じるが、また他稿で是非詳しく触れたい。

 その前にジョージア文化の華でもあるジョージア・ワインについて、醸造家ジョン・ワーデマンの講演に基づいて解説を続けていこう。

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執筆者プロフィール
前田弘毅 首都大学東京人文社会学部教授。プリンストン大学近東学部客研究員。1971年、東京生まれ。東京大学文学部東洋史学科卒業、同大学大学院人文社会系研究科博士課程修了、博士(文学)。大学院在籍中にグルジア科学アカデミー東洋学研究所に留学。北海道大学講師・客員准教授、大阪大学特任助教・招へい准教授、首都大学東京都市教養学部准教授などを経て、2018年より現職。著書に『多様性と可能性のコーカサス』(編著、北海道大学出版会)、『ユーラシア世界1』(共著、東京大学出版会)、『黒海の歴史』(監訳)『コーカサスを知るための60章』(編著)『イスラーム世界の奴隷軍人とその実像』(ともに明石書店)、『グルジア現代史』(東洋書店)など。ブログはこちら【https://www.hmaeda-tmu.com/】。
執筆者プロフィール
ジョン・ワーデマン ジョージアを代表するクヴェヴリワイン「フェザンツ・ティアーズ」の共同設立者。1975年12月4日、米ニューメキシコ州サンタフェに生まれる。画家を志し、メリーランド芸術大学(MICA)を卒業後、モスクワに留学。スリコフ美術学院在学中にジョージアを訪れ、後に移住。現在は「フェザンツ・ティアーズ」の他、レストランも経営している。
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