「あまりに酷くて、言葉も出ません」
「人権軽視の国と思われても致し方ない」
昨年12月、『共同通信』や『TBS』が入管施設で発生した集団「暴行」の映像を報道すると、インターネット上には、入管当局の非人道的な対応を疑問視する書き込みが相次いだ。
多数の職員に取り押さえられ、「やり過ぎ、痛い」と悲鳴を上げるクルド人男性。「痛いか、痛いか」と煽るように大声を出す入管職員。法務省や出入国在留管理庁が入管施設の実態を積極的に広報することはないため、映像は多くの国民に衝撃を与えた。
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