MRIC通信 (30)

「風邪」と思ったら今は自宅待機すべし!

執筆者:医療ガバナンス学会 2020年2月20日
タグ: 新型コロナ
エリア: アジア

ようやく「ダイヤモンド・プリンセス」号からの下船も始まったが……(C)時事
 

【筆者:坂根みち子・坂根Mクリニック院長(略歴は文末に)】

 日本には、新型コロナウイルス(COVID-19)が広がりやすい素地があります。

 シンガポールでは、渡航歴に関係なく、咳、くしゃみ、鼻水などがあれば、5日仕事を休むこととなったそうです。感染がすでに拡大し、症状としては風邪と区別がつきにくいことから、新型コロナウイルスの感染拡大を防ぐための仕組みだそうです(注1、本文末尾)。

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執筆者プロフィール
医療ガバナンス学会(いりょうがばなんすがっかい) 広く一般市民を対象として、医療と社会の間に生じる諸問題をガバナンスという視点から解決し、市民の医療生活の向上に寄与するとともに、啓発活動を行っていくことを目的として設立された「特定非営利活動法人医療ガバナンス研究所」が主催する研究会が「医療ガバナンス学会」である。元東京大学医科学研究所特任教授の上昌広氏が理事長を務め、医療関係者など約5万人が購読するメールマガジン「MRIC(医療ガバナンス学会)」も発行する。「MRICの部屋」では、このメルマガで配信された記事も転載する。
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