感染防止「戦時体制」で大失態「日中韓」大成功「ベトナム台湾」の違い

執筆者:後藤康浩 2020年3月10日
エリア: アジア
今や人から動物への感染も警戒対象(ベトナム北部ハノイで行われたキャットショー)(C)AFP=時事
 

 今や世界は、新型コロナウイルスとの戦いに政治、経済はもちろん国民、企業も巻き込んだ“対感染症戦時体制”に突入した。封じ込めは道半ばだが、その過程で浮かびあがったのは、アジアにおける明暗だ。

 日本、中国、韓国が政権の失態で大混乱に陥る一方、事態に迅速に対応したのがベトナム、台湾である。

 中国は習近平政権の隠蔽と強権姿勢に国民が強烈に反発、韓国は文在寅(ムン・ジェイン)政権の失策と感情的な対応が続き、国民が政権を見放す事態。日本は安倍晋三首相の思いつきだけの政策に行政機構が機能せず、振り回される国民の不満は募る。

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執筆者プロフィール
後藤康浩 亜細亜大学都市創造学部教授、元日本経済新聞論説委員・編集委員。 1958年福岡県生まれ。早稲田大政経学部卒、豪ボンド大MBA修了。1984年日経新聞入社。社会部、国際部、バーレーン支局、欧州総局(ロンドン)駐在、東京本社産業部、中国総局(北京)駐在などを経て、産業部編集委員、論説委員、アジア部長、編集委員などを歴任。2016年4月から現職。産業政策、モノづくり、アジア経済、資源エネルギー問題などを専門とし、大学で教鞭を執る傍ら、テレビ東京系列『未来世紀ジパング』ナビゲーター、ラジオ日経『マーケットトレンド』などテレビ、ラジオに出演。講演や執筆活動も行っている。著書に『ネクスト・アジア』『アジア力』『資源・食糧・エネルギーが変える世界』『強い工場』『勝つ工場』などがある。
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