
撮影年不詳ながら、義江との離婚、独り立ちを決意した頃のあき(自伝『ひとり生きる』=ダヴィッド社、1956年=より)
昭和37(1962)年、テレビによって新しい情報を瞬時に伝えることができる時代だというのに、毎日行う選挙活動というものはなんと時代錯誤な遺物であろうかとあきは感じる。
そう思う一方で、草履を汚しながら選挙民と交わす言葉、握手。泥臭いふれあいにのめり込んでいく自分がいる。
いわゆる「ドブ板」と言われる活動にも力を入れているが、表には出さない大切な活動もある。

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