中国が新型コロナ「封じ込め」より重視する「プロパガンダ大作戦」

執筆者:山田敏弘 2020年4月28日
エリア: アジア
中国のSNSで拡散された「偽テロップ」付きのCNNニュース
 

 かつて、ソ連共産党指導者のヨシフ・スターリンは「量も質のうち」と語ったという。ナチスのプロパガンダ担当大臣だったヨーゼフ・ゲッベルスは「ウソも100回言えば真実になる」と主張したとされる。

 そして現在、新型コロナウイルス感染症(COVID-19)の発生源である中国がまさにそれを実行している。

中国の情報操作とプロパガンダ

 新型コロナの蔓延によって、世界中で日常生活も経済活動もままならない状態が続く中、今回の世界的大混乱の発端となったウイルスの「起源」についても情報が錯綜しており、混乱状態にある。

カテゴリ: IT・メディア
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執筆者プロフィール
山田敏弘 国際ジャーナリスト、ノンフィクション作家、翻訳家。1974年生まれ。講談社、ロイター通信社、ニューズウィーク日本版などを経て、米マサチューセッツ工科大学(MIT)のフルブライト研究員として国際情勢やサイバー安全保障の研究・取材活動に従事。帰国後の2016年からフリーとして、国際情勢全般、サイバー安全保障、テロリズム、米政治・外交・カルチャーなどについて取材し、連載など多数。テレビやラジオでも解説を行う。訳書に『黒いワールドカップ』(講談社)など、著書に『モンスター 暗躍する次のアルカイダ』(中央公論新社)、『ハリウッド検視ファイル トーマス野口の遺言』(新潮社)、『ゼロデイ 米中露サイバー戦争が世界を破壊する』(文芸春秋)など多数ある。
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