「イージス・アショア」配備撤回は「防衛政策」お粗末さの帰結

執筆者:林吉永 2020年7月1日
カテゴリ: 政治 軍事・防衛
エリア: アジア 北米
日本の今後の防衛体制を充分に考察した上での「イージス・アショア」配備計画だったのか(写真はルーマニアに配備されている同システム)(C)EPA=時事

 

 日本の「地対空迎撃ミサイル(Surface to Air Missile=SAM)防空体制」は、ペトリオット(航空自衛隊、以下「空自・陸自・海自」)、イージス・システム(海自艦載)に、イージス・アショア(陸自)を加え、北朝鮮の核兵器・弾道ミサイルに特化した整備が進められてきた。

 しかし既報のとおり、「イージス・アショア」配備は、切り離し推進部(ブースター)が住民の生活地域に落下する危険性を排除できず「撤回」となった。

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執筆者プロフィール
林吉永 はやし・よしなが NPO国際地政学研究所理事、軍事史学者。1942年神奈川県生れ。65年防衛大卒、米国空軍大学留学、航空幕僚監部総務課長などを経て、航空自衛隊北部航空警戒管制団司令、第7航空団司令、幹部候補生学校長を歴任、退官後2007年まで防衛研究所戦史部長。日本戦略研究フォーラム常務理事を経て、2011年9月国際地政学研究所を発起設立。政府調査業務の執筆編集、シンポジウムの企画運営、海外研究所との協同セミナーの企画運営などを行っている。
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