
朝鮮戦争の英雄・白善燁将軍(写真)死去後の騒動も、韓国社会の問題を浮かび上がらせることになった (C)EPA=時事
韓国ではこれまで、与党系の自治体首長のセクハラスキャンダルが続いてきた。
与党系首長の相次ぐセクハラ不祥事
2018年3月、安熙正(アン・ヒジョン)忠清南道知事の女性秘書がテレビで、安知事から性的暴行を受けたと暴露した。知事は不適切な関係は認めたが、合意の上だったと主張した。
安知事は、2017年の大統領選挙では文在寅(ムン・ジェイン)大統領と与党「共に民主党」の大統領候補の座を争い、保守・中道にも支持を広げた。「ポスト文在寅」の有力候補でもあった。

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