「国際カルテル」摘発の脅威(下)ある日本人「逃亡者」の過酷体験

執筆者:有吉功一 2020年7月28日
タグ: アメリカ 日本
エリア: アジア 北米
もし米国からの要請で身柄引き渡しが行われれば、映画などでもお馴染みのこうした刑務所に収監されることになる(写真はイメージです)
 

「もう本当にいてもたってもいられない、まったく眠れない状態。事件があってからは夜もあまり眠れない。朝方は夢を見て起きちゃうというのはずっとあって。連れて行かれる夢ですよね」

 ある事件で米司法省に起訴され、日本国内にとどまっている日本人ビジネスマンの証言だ。

 前回の『(上)「巨額罰金」「刑務所送り」の日本企業と日本人』(7月16日)では、「自動車部品カルテル事件」で多数の日本企業が米司法省に巨額の罰金を科され、30人以上の日本人社員が米刑務所に投獄された経緯を紹介した。

カテゴリ: 政治 経済・ビジネス
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執筆者プロフィール
有吉功一 ジャーナリスト。1960年埼玉県生まれ。大阪大卒。84年、東レ入社。88年に時事通信社に転職。94~98年ロンドン支局、2006~10年ブリュッセル支局勤務。主に国際経済ニュースをカバー。20年、時事通信社を定年退職。いちジャーナリストとして再出発。著書に『巨大通貨ユーロの野望』(時事通信社、共著)、『国際カルテル-狙われる日本企業』(同時代社)。
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