日本が逆立ちしても参加できない「ファイブアイズ」の厳しい壁

執筆者:山田敏弘 2020年8月7日
タグ: 日本 CIA
ファイブアイズの一角をなす英対外情報部(MI6)の本部(C)時事

 

 8月4日付の『産経新聞』がこんな記事を掲載した。

「日本が英語圏5カ国の機密情報共有枠組み『ファイブアイズ』に参加するよう促す発言が相次いでいる」

 記事はこう続く。

「7月21日に河野太郎防衛相と電話会談したトゥゲンハート英下院外交委員長はこう述べた。『日本を入れてシックスアイズにしたい』。関係者によると河野氏は提案に前向きだったという」

 この記事を読むと、英国側から日本の河野大臣に「ファイブアイズ」に加わってほしいとラブコールがあり、それに河野大臣が「前向き」に応じたというふうに理解できる。

カテゴリ: 政治 IT・メディア
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執筆者プロフィール
山田敏弘 国際ジャーナリスト、ノンフィクション作家。講談社、ロイター通信社、ニューズウィークなどを経て、米マサチューセッツ工科大学(MIT)のフルブライト研究員として国際情勢やサイバー安全保障の研究・取材活動に従事。帰国後の2016年からフリーとして、国際情勢全般、サイバー安全保障、テロリズム、米政治・外交・カルチャーなどについて取材し、連載など多数。テレビやラジオでも解説を行う。訳書に『黒いワールドカップ』(講談社)など、著書に『モンスター 暗躍する次のアルカイダ』(中央公論新社)、『ハリウッド検視ファイル トーマス野口の遺言』(新潮社)、『ゼロデイ 米中露サイバー戦争が世界を破壊する』(文芸春秋)、『CIAスパイ養成官 キヨ・ヤマダの対日工作』(新潮社)。近著に、『サイバー戦争の今』(KKベストセラーズ)、『世界のスパイから喰いモノにされる日本』(講談社)。
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