「『歴史的』。今回、この形容詞は決して大袈裟ではない」――。
7月22日の仏経済紙『レゼコー』の社説で、エチエンヌ・ルフェーブル記者はこう書いた。
新型コロナウイルスの第2波、というよりも、まだ終わっていない流行が再燃してきたため陰が薄くなってしまったが、2020年7月21日は、歴史に刻まれる日になったといっても過言ではない。
この日の未明に7500億ユーロ(約95兆円)の「欧州復興基金」の合意がなったのである。
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