【オンラインセミナー】
なぜ台湾は新型コロナウイルスを防げたのか「ヤメ朝日」VS.「ヤメ産経」激論120分!(上)

執筆者:野嶋剛
執筆者:吉村剛史
2020年8月30日
エリア: アジア

 

 

 7月30日に開催したオンラインセミナーの動画です。

 野嶋剛さん吉村剛史さんという2人の元全国紙台北支局長が、台湾の新型コロナ対策について激論!

 配信中に「李登輝元総統死去」の速報が流れるという驚きの展開となりました。

 3回に分けて動画と記事をお届けします。

 

野嶋 今日の主題は台湾の新型コロナ対策ですが、本書『なぜ台湾は新型コロナウイルスを防げたのか』(扶桑社新書)では、台湾が2003年のSARS(重症急性呼吸器症候群)の後、具体的にどのような法整備をしたのか、なぜ日本の対策が感染症の専門家中心なのに、台湾は公衆衛生の専門家中心なのかといったことだけでなく、共同体意識や一体感といった政治、民主主義の観点からも台湾の新型コロナ対策を読み解きました。

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執筆者プロフィール
野嶋剛(のじまつよし) 1968年生れ。ジャーナリスト。上智大学新聞学科卒。大学在学中に香港中文大学に留学。92年朝日新聞社入社後、佐賀支局、中国・アモイ大学留学、西部社会部を経て、シンガポール支局長や台北支局長として中国や台湾、アジア関連の報道に携わる。2016年4月からフリーに。著書に『イラク戦争従軍記』(朝日新聞社)、『ふたつの故宮博物院』(新潮選書)、『謎の名画・清明上河図』(勉誠出版)、『銀輪の巨人ジャイアント』(東洋経済新報社)、『ラスト・バタリオン 蒋介石と日本軍人たち』(講談社)、『認識・TAIWAN・電影 映画で知る台湾』(明石書店)、『台湾とは何か』(ちくま新書)、『タイワニーズ 故郷喪失者の物語』(小学館)、『なぜ台湾は新型コロナウイルスを防げたのか』(扶桑社新書)など。訳書に『チャイニーズ・ライフ』(明石書店)。最新刊は『香港とは何か』(ちくま新書)。公式HPは https://nojimatsuyoshi.com
執筆者プロフィール
吉村剛史(よしむらたけし) 日本大学法学部卒後、1990年、産経新聞社に入社。阪神支局を初任地に、大阪、東京両本社社会部で事件、行政、皇室などを担当。夕刊フジ関西総局担当時の2006年~2007年、台湾大学に社費留学。2011年、東京本社外信部を経て同年6月から、2014年5月まで台北支局長。帰任後、日本大学大学院総合社会情報研究科博士課程前期を修了。修士(国際情報)。岡山支局長、広島総局長、編集委員などを経て2019年末に退職。以後フリーに。 主に在日外国人社会や中国、台湾問題などをテーマに取材。著書に『アジア血風録 』(MdN新書、2021年)。共著に『命の重さ取材して―神戸・児童連続殺傷事件』(産経新聞ニュースサービス、1997)『教育再興』(産経新聞出版、1999)、『ブランドはなぜ墜ちたか―雪印、そごう、三菱自動車事件の深層』(角川文庫、2002)、学術論文に『新聞報道から読み解く馬英九政権の対日、両岸政策-日台民間漁協取り決めを中心に』(2016)など。 日本記者クラブ人会員。YouTube番組『吉村剛史のアジア新聞録』『話し台湾・行き台湾』(Hyper J Channel)等でMCを担当。
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