「法と秩序」重視で形勢逆転を図るトランプ大統領

執筆者:足立正彦 2020年9月4日
エリア: 北米
指名受諾演説をホワイトハウスで行ったことで猛批判を浴びた(C)EPA=時事
 

 民主、共和両党の全国党大会が閉幕した。

 8月17日から20日までの4日間の日程で開催された民主党全国党大会は、新型コロナウイルスの感染拡大の影響を受けてほとんどのイベントがオンライン上で行われ、事実上の「バーチャル党大会」となった。同党の大統領候補にはジョー・バイデン前副大統領を、そして副大統領候補には米国政治史上初の黒人女性となるカマラ・ハリス上院議員(カリフォルニア州選出)をそれぞれ正式に擁立し、ホワイトハウス奪還を目指すこととなる。

カテゴリ: 政治
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執筆者プロフィール
足立正彦(あだちまさひこ) 住友商事グローバルリサーチ株式会社シニアアナリスト。1965年生まれ。90年、慶應義塾大学法学部卒業後、ハイテク・メーカーで日米経済摩擦案件にかかわる。2000年7月から4年間、米ワシントンDCで米国政治、日米通商問題、米議会動向、日米関係全般を調査・分析。06年4月より、住友商事グローバルリサーチにて、シニアアナリストとして米国大統領選挙、米国内政、日米通商関係、米国の対中東政策などを担当し、17年10月から米州住友商事ワシントン事務所に勤務、20年4月に帰国して現職。
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