トランプ大統領の「信認投票」となりつつある直前情勢

執筆者:足立正彦 2020年10月13日
エリア: 北米
10日、ホワイトハウス前に集まった支持者に健在ぶりをアピール。投票3週前になってようやく選挙活動を再開できたが……(C)AFP=時事
 

 再選を目指すドナルド・トランプ大統領にとり正念場となる極めて重要な時期を迎えつつあるにもかかわらず、トランプ大統領にとって悪い事態が次から次へと生じるようになっている。

 民主党候補ジョー・バイデン前副大統領に対しても不利な情勢で、形勢逆転を図るための時間も過ぎ去っており、11月3日の大統領選挙投票日まで、残された時間はわずか3週間のみとなった。

カテゴリ: 政治
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執筆者プロフィール
足立正彦(あだちまさひこ) 住友商事グローバルリサーチ株式会社シニアアナリスト。1965年生まれ。90年、慶應義塾大学法学部卒業後、ハイテク・メーカーで日米経済摩擦案件にかかわる。2000年7月から4年間、米ワシントンDCで米国政治、日米通商問題、米議会動向、日米関係全般を調査・分析。06年4月より、住友商事グローバルリサーチにて、シニアアナリストとして米国大統領選挙、米国内政、日米通商関係、米国の対中東政策などを担当し、17年10月から米州住友商事ワシントン事務所に勤務、20年4月に帰国して現職。
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