敗北続き「トランプ」10月22日「最後のテレビ討論」で決着つくか

執筆者:渡部恒雄 2020年10月21日
エリア: 北米
22万人以上もの死者を出し、自身も感染したのに、新型コロナへの対策を軽んじすぎているとの批判が強まる一方(c)AFP=時事
 

 10月15日、米国東海岸時間の午後8時から、ドナルド・トランプ大統領とジョー・バイデン前副大統領2人の大統領候補が、三大テレビネットワーク中継によるタウンホールミーティング形式の有権者との対話を行った。

 大統領選挙の歴史でも異例だったのは、同じ時間に開催されながら、まったく異なる場所と異なるネットワークで行われたことだ。トランプ大統領は『NBC』ネットワーク、バイデン候補は『ABC』ネットワークで放送された。

カテゴリ: 政治 IT・メディア
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執筆者プロフィール
渡部恒雄(わたなべつねお) わたなべ・つねお 笹川平和財団上席研究員。1963年生まれ。東北大学歯学部卒業後、歯科医師を経て米ニュースクール大学で政治学修士課程修了。1996年より米戦略国際問題研究所(CSIS)客員研究員、2003年3月より同上級研究員として、日本の政治と政策、日米関係、アジアの安全保障の研究に携わる。2005年に帰国し、三井物産戦略研究所を経て2009年4月より東京財団政策研究ディレクター兼上席研究員。2016年10月に笹川平和財団に転じ、2017年10月より現職。著書に『大国の暴走』(共著)、『「今のアメリカ」がわかる本』、『2021年以後の世界秩序 ー国際情勢を読む20のアングルー』など。最新刊に『防衛外交とは何か: 平時における軍事力の役割』(共著)がある。
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