米国に代わる習近平「クリーン・エネルギー・リーダー」宣言

執筆者:岩瀬昇 2020年11月5日
エリア: アジア 北米
9月22日、国連総会のオンライン演説で宣言したのだが……(C)AFP=時事
 

 筆者の拙い「中国人観」は次のようなものだ。

「時間軸が長く、大局的。核となる最重要事項に関しては揺るぎない信念をもって厳しく当たるが、それ以外の事項に関してはおおらかに対応する」

 筆者のこの見方の根幹は、四十数年前、会社派遣の香港修業生として香港大学で北京語を学習しているときに確立した。

 時は1976年10月、「新中国」建国を領導した毛沢東が逝去したほぼ1カ月後に事件が起こり、毛沢東夫人の江青を始めとする「四人組」が逮捕され、毛沢東に後任を託された華国鋒が就任演説をしたときのことだ。

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執筆者プロフィール
岩瀬昇 1948年、埼玉県生まれ。エネルギーアナリスト。浦和高校、東京大学法学部卒業。71年三井物産入社、2002年三井石油開発に出向、10年常務執行役員、12年顧問。三井物産入社以来、香港、台北、2度のロンドン、ニューヨーク、テヘラン、バンコクの延べ21年間にわたる海外勤務を含め、一貫してエネルギー関連業務に従事。14年6月に三井石油開発退職後は、新興国・エネルギー関連の勉強会「金曜懇話会」代表世話人として、後進の育成、講演・執筆活動を続けている。著書に『石油の「埋蔵量」は誰が決めるのか?  エネルギー情報学入門』(文春新書) 、『日本軍はなぜ満洲大油田を発見できなかったのか』 (同)、『原油暴落の謎を解く』(同)、最新刊に『超エネルギー地政学 アメリカ・ロシア・中東編』(エネルギーフォーラム)がある。
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