議会スタッフを「次期USTR代表」という異例起用の背景

執筆者:足立正彦 2020年12月23日
エリア: アジア 北米
異例の抜擢となるタイ氏(C)AFP=時事

 米連邦議会議事堂前でジョー・バイデン前副大統領の第46代米国大統領就任式が行われる1月20日まで、1カ月足らずとなった。

 バイデン氏は次期政権の布陣を相次いで発表しており、かつてオバマ前政権において要職で勤務経験のある元政府高官らを中心に主要閣僚ポストやホワイトハウス高官ポストに起用している。

 外交・安全保障チームには、バイデン氏が上院議員時代からの腹心であるアントニー・ブリンケン元国務副長官が起用され、国家安全保障問題担当大統領補佐官にはジェイク・サリバン元国務省政策立案局長の起用が決まった。ブリンケン、サリバン両氏とも、バイデン氏が副大統領時代に副大統領補佐官(国家安全保障問題担当)も歴任しており、信頼を寄せてきた民主党系外交エリートである。

カテゴリ: 政治 経済・ビジネス
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執筆者プロフィール
足立正彦 住友商事グローバルリサーチ株式会社シニアアナリスト。1965年生まれ。90年、慶應義塾大学法学部卒業後、ハイテク・メーカーで日米経済摩擦案件にかかわる。2000年7月から4年間、米ワシントンDCで米国政治、日米通商問題、米議会動向、日米関係全般を調査・分析。06年4月より、住友商事グローバルリサーチにて、シニアアナリストとして米国大統領選挙、米国内政、日米通商関係、米国の対中東政策などを担当し、17年10月から米州住友商事ワシントン事務所に勤務、20年4月に帰国して現職。
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