【特別連載】米大統領選「突撃潜入」現地レポート
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新たな「恥辱の日」となった「2021.1.6」
私がワシントンDCにある米連邦議事堂の裏玄関に到着したのは、1月6日の午後3時半過ぎのこと。
ジョー・バイデンが1月20日の新大統領就任式の時、演説をするために作られた議事堂の左右に急ごしらえされた座席は、トランプ信者で埋まっていた。裏門の周りには、ざっと1000人近い信者が詰めかけて身動きも取れないほどだった。
10分ほどかけて少しずつ歩を進め、裏門から5メートルのあたりまで何とかたどり着けた。
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