【特別連載】米大統領選「突撃潜入」現地レポート
【特別連載】米大統領選「突撃潜入」現地レポート (23)

【Extra edition1】「アフター・コロナ」の成田で呟く「帰国は何の罪なのか」

執筆者:横田増生 2021年2月24日
成田空港で検疫所職員とバスを待つ(筆者撮影、以下同)

 

「あぁん!? オタク、なんか文句あんの? 文句があるんだったら、これだからね」

 不機嫌さを隠そうともせず、そう言う男性の手には「停留決定書」の文字が入った書面があった。

「こっちは上から言われたことをやっているだけなんだから、オタクと議論している時間はないんだよ」

 と言い放ったのは、成田空港検疫所の職員だ。

 久しぶりに帰国した日本で初めて会話を交わした相手から返ってきたのはとげとげしい言葉だった。

カテゴリ: 社会
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執筆者プロフィール
横田増生 ジャーナリスト。1965年、福岡県生まれ。関西学院大学を卒業後、予備校講師を経て米アイオワ大学ジャーナリズムスクールで修士号を取得。1993年に帰国後、物流業界紙『輸送経済』の記者、編集長を務め、1999年よりフリーランスに。2017年、『週刊文春』に連載された「ユニクロ潜入一年」で「編集者が選ぶ雑誌ジャーナリズム賞」作品賞を受賞(後に単行本化)。著書に『アメリカ「対日感情」紀行』(情報センター出版局)、『ユニクロ帝国の光と影』(文藝春秋)、『仁義なき宅配: ヤマトVS佐川VS日本郵便VSアマゾン』(小学館)、『ユニクロ潜入一年』(文藝春秋)、『潜入ルポ amazon帝国』(小学館)など多数。
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