【特別連載】米大統領選「突撃潜入」現地レポート
【特別連載】米大統領選「突撃潜入」現地レポート (24・最終回)

【Extra edition2】科学よりも「空気」が支配する日本の「同調圧力」

執筆者:横田増生 2021年2月25日
感染者をゼロにせよ、とワイドショーは言う。それには社会活動を停止するしかないはずなのに(筆者撮影、以下同)

 

 翌1月25日、テレビのワイドショーを見ていると、冒頭からコロナの話題。途中で、男性コメンテーターがこう言った。

「この緊急事態宣言の間、私たちは、コロナの感染者ゼロを目指さなければなりません」

 その言葉を受け司会者が、「その通りです。感染者はゼロにしなければいけません」と、力を込めた声で返す。

 その受け答えを聞きながら、私は「本気なのか」、「正気なのか」と訝った。

カテゴリ: 社会
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執筆者プロフィール
横田増生 ジャーナリスト。1965年、福岡県生まれ。関西学院大学を卒業後、予備校講師を経て米アイオワ大学ジャーナリズムスクールで修士号を取得。1993年に帰国後、物流業界紙『輸送経済』の記者、編集長を務め、1999年よりフリーランスに。2017年、『週刊文春』に連載された「ユニクロ潜入一年」で「編集者が選ぶ雑誌ジャーナリズム賞」作品賞を受賞(後に単行本化)。著書に『アメリカ「対日感情」紀行』(情報センター出版局)、『ユニクロ帝国の光と影』(文藝春秋)、『仁義なき宅配: ヤマトVS佐川VS日本郵便VSアマゾン』(小学館)、『ユニクロ潜入一年』(文藝春秋)、『潜入ルポ amazon帝国』(小学館)など多数。
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