「金価格」で分かる株価「30年ぶり大幅上昇」の理由

執筆者:磯山友幸 2021年1月15日
タグ: 日本
エリア: アジア
皮膚感覚とは明らかに違う「株高」の要因は何なのか(写真はイメージです)

 

 年明け1月8日には、ついに1990年8月以来、30年5カ月ぶりに、日経平均株価が2万8000円台を回復した。皮膚感覚とは明らかに違う「株高」の要因は何なのか。これは「バブル」なのか。だとすると、いつか破裂して暴落を演じることになるのか。

株高を支える「事業法人」と「信託銀行」

 2020年の東京株式市場では、日経平均株価が2万7444円17銭で取引を終えた。年間で16.0%の上昇である。2019年も18.2%上昇していたから、2年連続の上昇だ。年末でみると2011年末の8455円35銭を底に、ほぼ一貫して上昇。2012年以降の9年間は2018年だけがマイナス(12.1%下落)で、「8勝1敗」の成績だった。

カテゴリ: 経済・ビジネス
フォーサイト最新記事のお知らせを受け取れます。
この記事をSNSにシェアする
執筆者プロフィール
磯山友幸 1962年生れ。早稲田大学政治経済学部卒。87年日本経済新聞社に入社し、大阪証券部、東京証券部、「日経ビジネス」などで記者。その後、チューリヒ支局長、フランクフルト支局長、東京証券部次長、「日経ビジネス」副編集長、編集委員などを務める。現在はフリーの経済ジャーナリスト。著書に『2022年、「働き方」はこうなる』 (PHPビジネス新書)、『国際会計基準戦争 完結編』、『ブランド王国スイスの秘密』(以上、日経BP社)、共著に『株主の反乱』(日本経済新聞社)、『破天荒弁護士クボリ伝』(日経BP社)、編著書に『ビジネス弁護士大全』(日経BP社)、『「理」と「情」の狭間――大塚家具から考えるコーポレートガバナンス』(日経BP社)などがある。
フォーサイトのお申し込み

池内恵の中東通信

池内恵(いけうちさとし 東京大学教授)が、中東情勢とイスラーム教やその思想について日々少しずつ解説します。

  • 24時間
  • 1週間
  • f
back to top