【オンラインセミナー】地盤沈下に抗うロシアの軍事戦略(1)

執筆者:小泉悠 2021年3月26日
エリア: ヨーロッパ
「米中新冷戦」の本質は経済分野や軍事だけではない。実は「デジタル独裁」と「テクノ民主主義」の戦いなのだ。その渦中で中国は今どのような動きを見せ、これに米情報機関はどう立ち向かうのか――。
 

 3月23日(火)に行われたForesightオンラインセミナー(1)です。 

 常連執筆者でロシア軍事に詳しい小泉悠・東京大学特任助教を講師としてお招きし、「地盤沈下に抗うロシアの軍事戦略」というテーマでお話しいただきました。

 昨年の憲法改正によって2024年大統領選での「5選」が可能になったウラジーミル・プーチン大統領。しかし「続投」への支持は広がらず、国内では反体制派指導者アレクセイ・ナワリヌイ氏の釈放を求める抗議デモが拡大、旧ソ連国のベラルーシでも親ロ派政権が揺らいでいます。  

カテゴリ: 政治 軍事・防衛
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執筆者プロフィール
小泉悠(こいずみゆう) 東京大学先端科学技術研究センター准教授 1982年千葉県生まれ。早稲田大学大学院政治学研究科修了。民間企業勤務を経て、外務省専門分析員、ロシア科学アカデミー世界経済国際関係研究所客員研究員として2009年~2011年ロシアに滞在。公益財団法人「未来工学研究所」で客員研究員を務めたのち、2019年3月から現職。専門はロシアの軍事・安全保障。主著に『軍事大国ロシア 新たな世界戦略と行動原理』(作品社)、『プーチンの国家戦略 岐路に立つ「強国」ロシア』(東京堂出版)、『「帝国」ロシアの地政学 「勢力圏」で読むユーラシア戦略』(同)。ロシア専門家としてメディア出演多数。
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