【特別企画】ソウル・釜山両市長選「与党惨敗」で「視界ゼロ」になった韓国大統領選挙(中)今後を占う「金鍾仁」「尹錫悦」の動向
今回の市長選挙は、ソウルも釜山も与党「共に民主党」に所属した前市長のセクハラ疑惑がきっかけとなった補欠選挙だ。「共に民主党」の党規約などでは、こういう場合は候補者を立ててはいけないはずであった。無所属の候補を後ろから支援するような選挙しかできなかったはずなのに、党規約などを変えて、無理をして公認候補を立てた。
謝罪も対案もなく「バラマキ公約」と「ネガティブ攻撃」
また選挙戦では、文在寅(ムン・ジェイン)政権の失政や両市長の誤りを謝罪し、反省の立場から再出発をすべきであった。しかしそのような声は、現在でもまったく聞こえてこない。
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