“企業のよう”なサイバー犯罪集団「ダークサイド」とロシアの関係

執筆者:古葉祥太 2021年5月14日
エリア: 北米 ヨーロッパ
コロニアル・パイプラインは5億円超の身代金を支払ったという(写真はイメージです)
米パイプラインへサイバー攻撃を仕掛けたとされる「ダークサイド」は如何なる犯罪集団なのか。ロシア情報機関と「100%つながりはある」と、元情報機関員は断言するが――。

 

 アメリカ最大のパイプライン運営会社「コロニアル・パイプライン」がサイバー攻撃を受けて混乱が広がっている。データを盗んで身代金を要求する「ランサムウエア」に侵され、石油産地の南部から北東部にガソリンやディーゼル燃料を運ぶシステムが停止した。

 米連邦捜査局(FBI)は、ロシアを拠点とすると見られるサイバー犯罪組織「ダークサイド」による犯行と断定した。

企業のような犯罪集団

 米サイバーセキュリティ会社のサイバーリーズンなどによれば、ダークサイドは2020年8月に初めて確認された新興の犯罪集団。組織そのものはハッキングツールの開発に取り組み、ほかの犯罪集団にサイバー攻撃を実行させている。

カテゴリ: IT・メディア 社会 政治
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