【Foresight独占インタビュー】サルマン・アフメド米国務省政策企画部長

「中間層のための外交」で世界に関与する大義を再設定する

執筆者:ブルース・ストークス(Bruce Stokes) 2021年7月28日
エリア: 北米
サルマン・アフメド氏
バイデン政権の選挙スローガンでもあった「中間層のための外交」は、国内有権者の利益を外交戦略にどう結びつけるのか。“内向き”と保護主義に姿を変えることはないのだろうか。バイデン外交に最も影響力を持つキーパーソンが、日本メディアのインタビューに初めて応じた。

   サルマン・アフメド(Salman Ahmad)は、アメリカ国務省の政策企画部長。この影響力あるポストの歴代担当者には、著名な外交官が名を連ねる。たとえば冷戦期の対ソ連「封じ込め政策」提唱者であるジョージ・ケナンや、現・大統領補佐官(国家安全保障担当)のジェイク・サリバンなどだ。アフメドは就任前までカーネギー国際平和基金のシニアフェローをつとめ、外交政策がアメリカの中間層により利益をもたらすための、いわゆる「中間層のための外交」を研究していた。それ以前には、国家安全保障会議(NSC)や国連などでも勤務していた人物である。

カテゴリ: 政治 経済・ビジネス
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執筆者プロフィール
ブルース・ストークス(Bruce Stokes) ジャーマン・マーシャル財団上級フェロー。「ナショナル・ジャーナル」誌特派員、外交問題評議会上級フェローなどを歴任、1997年にはクリントン政権「Commission on United States-Pacific Trade and Investment Policy」のメンバーとして最終報告「Building American Prosperity in the 21st Century」を執筆している。2012年から2019年にかけてはピュー・リサーチ・センターで国際経済世論調査部ディレクターを務め、多岐にわたる項目について日本人の意識調査を実施した。
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