【Foresight独占インタビュー】サルマン・アフメド米国務省政策企画部長
「中間層のための外交」で世界に関与する大義を再設定する
サルマン・アフメド(Salman Ahmad)は、アメリカ国務省の政策企画部長。この影響力あるポストの歴代担当者には、著名な外交官が名を連ねる。たとえば冷戦期の対ソ連「封じ込め政策」提唱者であるジョージ・ケナンや、現・大統領補佐官(国家安全保障担当)のジェイク・サリバンなどだ。アフメドは就任前までカーネギー国際平和基金のシニアフェローをつとめ、外交政策がアメリカの中間層により利益をもたらすための、いわゆる「中間層のための外交」を研究していた。それ以前には、国家安全保障会議(NSC)や国連などでも勤務していた人物である。
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